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Blog 06/18/2018 Tatsuo Hosoi

【サンフランシスコに出張される方へ】FinTechの時代に便利な「25セント硬貨」の存在

こんにちは。Nissho Electronics USA細井です。6月はアメリカ生活において、別れと出会いの季節です。卒業を控えたパーティー、卒業式など一連の行事が終わり、学校の1年のカリキュラムが終了すると、新年度の準備期間の長い夏休みに入ります。新しい生活に備え、引っ越しして出て行かれる方、新しくお近づきになった方と動きが多い季節ですね。

とはいえ、日本の暦では多くの企業が4月からの年度明けの慌ただしさがひと段落し、活動量が増え、米国出張も増えてくる時期で、我々現地駐在員はアテンドする機会も必然的に多くなります。そんな私たちの経験から、皆様の米国出張時の知恵袋として、「数枚の25セント硬貨」を持っておくことをおすすめします。実はこの25セント硬貨の使い方に、サンフランシスコ出張時に見るべき、気をつけるべきポイントがまとめられていたりするのです。何故便利なのか?今回はそんな25セント硬貨のサンフランシスコにおける活躍シーンを2, 3ご紹介します。

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1. 慌てないスマートな企業訪問

シリコンバレーでの最近のスタートアップ企業は、アプリケーション系が多くなり、ソフトウエアのみを扱うので工場などが必要ではなくなっています。そのため、オフィスを都市部であるサンフランシスコのダウンタウンに構えるところが多くなってきています。その傾向から、私達の当地での活動もダウンタウンに行く機会が増えています。

サンフランシスコのダウンタウンは賑やかで良いのですが、渋滞も多いことから車で行くのに少し抵抗があります。そのため私が住むサンノゼ郊外から1人で行く場合は列車であるカルトレインを利用することも多いのですが、お客様と行く場合は当然に車でご案内します。もちろん車で行った場合も、段取り良くお客様をご案内したいのですが、そこで問題となるのがパーキングスペース探しです。どこの駐車場も混んでいますし、目的地から遠くの駐車場に止めざるを得ないことも。

そこで出来るだけ上手く活用したいのが、ストリートのパーキングメーター付きの路上のパーキングスペースです。便利なので利用者も多く、やはり混みあってますが、不思議と1,2台、何故か駐車されていないスペースがあったりします。「ラッキー」と思い車を止め、いざ支払おうとすると・・・。

最近のパーキングメーターは、もちろんカードが使えるものが多いのですが、カードの読み取り機が壊れていたり、また古いタイプでカードが使えない「コイン専用の」メーターがそこにあったり。カード社会のアメリカでは普段小銭を持ち歩かない人も多く「だから空いていたのか・・・」と納得します。ただ、お客様と一緒の場合は、そのような事態に怯んでいる暇はありません。

そこで役に立つのが25セント硬貨です。30分~1時間程の駐車であれば、1ドル程度の事が多いので、25セント硬貨を4枚、重くないので持ち歩くようにしています。カードが使えなくても、コインはOKの場合は結構多いので、駐車した際に慌ただしくしなくて済みます。スマートにコインを投入し1時間分確保。止めるところで右往左往することなく、お客様と共にスタートアップ企業訪問ができます。

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2. 不便さから生まれるイノベーション

IT、最新技術のメッカであるシリコンバレーですが、実際に暮らしてみると、このように社会インフラが脆弱な部分も多く発見します。ダウンタウンエリアの車が飽和状態で、渋滞は酷く移動も困難。そんな状況を打開すべく、IT技術を活用しUberやLyft、電動スクーターのBirdといったライドシェア企業が続々と生まれています。上記の路上駐車メーターではありませんが、この「不便さ」こそが、多くのスタートアップや最新技術誕生の背景にあるのです。

パーキング問題を1つ取ってみても、駐車場番号を入力してネットでカード決済を行えたり、モバイルパーキングアプリが新たに開発されたり、とあるように、実際に普段の生活で感じる不便さを解決したいという気持ちとIT技術の進歩が組み合わさって新しいビジネスモデルが生まれます。イノベーションが生まれるには、いつもそこには“現場”があります。現場に触れる、現場から感じる。これが一番大事です。

本ブログの読者の方々は、スタートアップ企業への興味がある方々が多いので、そのあたりのインフラテックに関しては、また別途、折を見てご紹介したいと思います。

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3. 旅の思い出にもコイン

その他にも、25セント硬貨の活躍の場は存在します。

”Pressed Penny Souvenir’をみなさまはご存知でしょうか?

旅行先、テーマパーク、ちょっとしたお店のお土産コーナーに、お土産用のコインの販売機が置いてあります。ガチャガチャのようにコインを入れて、ハンドルを回すと出てきます。料金は51セントが多いようですが、これには理由があります。

50セントが機械の使用料で、実は1セント(1ペニー)を潰して、刻印のような柄が打ち出されてできあがります。ペニーを潰して作るので、ハンドルを回すのに少し力が要ります。潰されたペニーには、その場所にちなんだ絵柄が刻印されます。例えば、動物園なら人気のライオンやゾウ、公園ならその中の名所の山や滝等、、場所によって異なる絵柄なので人気であり、コレクターも多いです。

25セント硬貨x2枚と1セント硬貨x1枚。小銭も色々な場面で役に立ちます。米国出張のちょっとした思い出に、1枚!というときにも、このようにコインを使う場面がでてきます。

観光地での望遠鏡(テレスコープ)

サンフランシスコの観光名所と言えば、ゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズワーフ(ピア39)。楽しみの1つに望遠鏡。こちらも25セント硬貨が活躍します。カリフォルニアの青空の下、覗き込む望遠鏡から見えるゴールデンゲートブリッジ、アルカトラズ島、サンフランシスコのビル群といった壮大な景色は、わずか1分程度ですが童心に帰り心が躍ります。こちらも25セント硬貨を使う機械が多いです。

最新スタートアップやテクノロジーが常に集まるサンフランシスコですが、街の景色や良さそのものを直接肌で感じるときにも、25セント硬貨はやはり欠かせないのです。このような思い出づくりにまだ25セント硬貨があえて使われているのも、テクノロジーでは得られない「何か」があるのでは、という気がしています。コインをお持ちの際は是非お試しください!

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著者紹介

Tatsuo Hosoi

Tatsuo Hosoi

2016年3月までネットワーク及びサイバーセキュリティー分野のマーケティングを担当。同4月にNissho USAのPresidentに着任し、ICT全般のマーケティングを担当する。最先端の動向を掴むべく、持ち前の行動力を活かし、青空の下で日々、東西南北動き回る事を楽しみにしている。

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