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Blog 03/17/2016 シリコンバレー | ワイン | 出張 Manabu Nitta

シリコンバレー出張の楽しみ方 – じぶん好みのワインを見つけよう

こんにちは。Nissho Electronics USAの新田です。

さて、第一回「カリフォルニアワインカントリーについて」に続き第二弾。 今回はカリフォルニアワインを楽しむ際に知っておくと良いこと、ワイナリー巡りをするにあたり知っておくべき内容をご紹介致します。

あなた好みのワインはどんなタイプ?

前回は地域ごとに様々なタイプのブドウ品種が生産されていることをご紹介しました。では、ブドウの品種ごとにどのように味が異なるのでしょうか。 

赤ワインのブドウの品種は、味が軽い順番に

  1. Pinot Noir
  2. Merlot, Zinfandel, Syrah
  3. Cabernet Sauvignon

白ワインの品種は

  1. Sauvignon Blanc (さっぱり飲みやすい)
  2. Chardonnay (まろやかさのあるリッチな味)

と分類されます。

スクリーンショット 2016-03-18 午前11.43.26

一般的には食事に合わせてワインの種類を変えて楽しむようです。

日本人は「まずビール」と言いがちです。San Francisco Bay Areaには多くのMicro Breweryがあり美味しい地ビールを飲まれることもオススメです!ただ、たまに乾杯はSauvignon Blancから。さっぱり飲みやすい白ワインで喉の乾きを潤し、その後魚料理や和食の場合は、ChardonnayやPinot Noir/Merlotを、肉料理や味の濃い食事の場合はZinfandel/SyrahやCabernet Sauvignonをあわせるのが良いと言われます。

とは言え、同じブドウ品種でもブドウ毎、醸造方法、ブレンド方法かつ年代によっても全く異なります。ご自身のその日の体調によっても飲みたいワインが異なることもあります。その為、ワインを理解し楽しむためには、まず各々のブドウ品種のワインを数度味わってみること。ある程度、各ブドウ品種のワインの風味を棲み分けできたら、ご自身が好きなブドウ品種のワインを出張時に出来る限り多く試されることを推奨します。値段の高いワインが自分にとり必ずしも美味しいとは限りません。手頃なワインからはじめ、時々価格帯の異なるワインを試しその違いを楽しみましょう。

どの程度のグレードのワインを飲むと良いか?

当地では、SafewayやTrader Joe’s, Wholefoods等のアルコールも販売しているGrocery Storeに行くと、同じブドウ品種や同じワイナリーで生産されたものでも幅広い値段のワインがあることに気が付きます。

スクリーンショット 2016-03-18 午前11.43.41

とは言え、Grocery Storeで販売しているワインは大体3つ(或いは4つ)の価格帯に分けられると言えます。

  1. $5-$10程度:House Wine。いわゆる普段の食事でカジュアルに飲むタイプのもの
  2. $15-$30程度:友人などとパーティーでカジュアルに飲むタイプのもの
  3. $40-$60程度:友人などとこじんまりワインを味わいながら飲むタイプのもの
  4. $80-$100程度或いはそれ以上のワイン

Grocery Storeでは4番の価格帯のワインは、ガラス張りのケースに入っている場合があります。有名でかつワインの生産量も限られており、特別な日に飲むワインという位置づけが好ましいものです。

品種により値段帯が多少変わる面もあります。Cabernet SauvignonやPinot Noirは知名度とブドウ収穫量が少ないことから他と比較すると少し高めかもしれませんが、Merlot, Zinfandel, Sauvignon Blanc, Chardonnay等は比較的リーズナブルな価格設定となっている印象を受けます。

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Select Wine Shopに行くと、上記③や④のワイン販売が増えます。④になるとWineryでの販売が主となり希望のものを確実に購入するためには、Winery直販(訪問或いはネット)で購入することが好ましいですが、Select Wine Shopで見つけられた場合は、時にWinery直販よりも安く販売されている場合もあるため、そちらでの購入をお勧めします。

前述の通り、様々なワインを時と場所で飲み分けるのがワインの楽しみ方ですが、$5前後のHouse Wineも美味しいものが多くあります。いわゆる、日本で1000-1500円するワインと同等クラスと言っても過言ではありません。Trader Joe’sでは$2.49のワイン(Charles Shaw)を売っていますが、十分満足でき私も大好きです。

目安は、日本で飲むワインの値段は当地の2-5倍考えれば良いのではないかと思われます。ですので、当地で$15-30クラスのワインは、日本では味わいながら飲むタイプのワインと位置づけても過言ではありません。

そのため、当地では普段$15-30エリアのワインを試し、時に③や④のワインを楽しむことをお勧めします。個人的な好みも入りますが、LODI(Central Valley)やPaso Robles(Central Coast)産のワインは$15-30が多いながらも非常に満足させてくれるものが多いと感じます。

出張期間中で美味しいワインを手頃に楽しむには?

出張ではDinnerの際にレストランでワインを楽しむことがメインになるかと思います。回数が限られるDinnerの場で少しでも美味しいワインを手頃に楽しむにはどうすればよいでしょうか?

当地のレストランで出てくるワインはレストランのグレードにあわせ、上記①-④のワイン比率が変動します。値段はリテールで購入する上記価格の1.5-3倍程度で出される印象が強いですが、良いレストランに行った場合は知っているワインやあまり高いワインばかりに目をやらず、ソムリエに好みを伝え手頃なワインにチャレンジする事をお勧めします。全く知らなかった新たな発見ができるでしょう。

自分で飲みたいワインが決まっている場合、実はあまり知られていないのですが、当地のレストランの多くはアルコールの持ち込みが許されています(予約時に事前確認が必要)。Corkage(開栓料)として通常$10-30程度/本の支払いが必要となりますが、上記③・④のワインで飲みたいものがあれば、Select Wine Shopで購入し持ち込むことで自分が飲みたい高級ワインをお手軽の飲めることになりますので、是非とも試して見て下さい。実は当社メンバーはこの手法で色々ワインを試し、レパートリーを増やしています。

ワイナリー巡りの計画をたてる

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普段出張でSan Francisco Bay Areaに来られる際、週末当地で滞在できることは非常に限られていると思います。ただ、もしもチャンスが有れば是非ワイナリー巡りをしてみてください。

では、限られた時間で出来る限り自分の好みにあわせたワイナリー巡りをする場合、どこに行くのが良いのでしょうか?

有名なワイナリーに行きたい、景観を楽しみたい、フルボディーの赤ワインが好きという方は躊躇なく Napa Countyをお勧めします。カリフォルニアの爽快な天気のもと、ブドウ畑を抜けておしゃれなワイナリーに入っていく様子は観光地としても最高な地域で、ワインが飲めなくとも十分満足頂ける場所です。当然、Cabernet Sauvignonを中心に知る人ぞ知るワイナリーに行きたいという方もお勧めですが、詳しい方の事前アドバイスと事前予約は必須です。

なお、観光地が故にテイスティングの値段が高めなことと夕方帰路が混雑することだけは念頭に入れておいた方が良いです。


Sonoma Countyも地域毎に特徴のあるワインを楽しんで頂くことが可能ですが、広い地域でブドウの栽培が行われており、ワイナリーも点在していることから、ある程度事前に行く場所を絞っておくことが重要です。

質の良いPinot NoirやChardonnayで作られたワインを求める場合、同地域内で北はAnderson Valley南はRussian River Valley(共にAVA)を推奨します。北西にあることから途中のワイナリーにも立ち寄れるという観点から時間がある場合Anderson Valleyをお勧めしますが、San Franciscoから2時間以上かかるという難点があります。

Alexander ValleyやDry Creek Valley(共にAVA)はCabernet Sauvignonを含む幅広いブドウ品種が生産されている地域で、当地では比較的お手頃で質の高いワインを出荷しているワイナリーも点在しています。幅広いブドウ品種のテイスティングをする場としては最も都合の良い地域かもしれません。但し、やはりこの地域もSan Franciscoから1.5時間近くかかります。

なお、これら地域は全て、質の良いPinot Noir, ZinfandelやChardonnay、中にはCabernet Sauvignonを生産しNapaやSonomaのワイナリーに広くブドウを供給している地域としても有名です。日本ではNapaの知名度が高すぎるためSonomaを訪問される方は限られています。ただ、観光よりもワインを中心に、新たな風味とワイナリー発掘を求めるお客様をお連れする場合、時間さえあれば私はSonoma Countyのワイナリーを中心にお連れしたいと感じています。

Santa Clara/San Jose地域を中心に活動される場合は、Central CoastのLivermoreやMonterey(共に1.5時間程度の移動)、或いは、ワイナリーの数は限られますが最低限のワイナリー気分を味わうためにSanta Clara地域内(30分程度の移動)のワイナリーを訪問することも可能です。

ワイナリー巡りの事前準備とテイスティングで注意すること

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ワイナリー巡りのベストシーズンはブドウ収穫前の夏です。青々としたブドウ畑に大きな実のブドウがたくさんなっている様子はそれだけでも画になります。

他のシーズンもテイスティングは問題なくできますが、冬場は特に注意。ブドウ畑から緑がなくなり少々寂しくなることと、生産量が少なく人気のあるWineryは販売在庫が無くなる場合もあります。とはいえ、1月-2月頃はブドウ畑に黄色い花が満開となり綺麗な地域もありますので、是非事前にWEB等で調べてから訪問を検討ください。

忘れてはならないことは営業日。Napa Countyは多くのワイナリーが平日も営業していますが、他の地域は週末のみ営業している場合も多いため、事前確認必須です。他にもワイナリー巡りをする際の注意事項が幾つかあるため、以下を参照ください。

◆事前準備で注意すべきこと

  • 訪問ワイナリーの場所はある程度決めたうえで、事前にルートについてしらべておくこと。
  • 各ワイナリーの営業日・営業時間の確認は勿論の事、予約が必要かの確認は必須です。比較的早い時間にCLOSEする場所が多いので注意下さい。
  • テイスティングもWalk-inと時間が決まっているSeated/Private/Pairing Tasting、Winery TourをしながらのTasting等があります。どのワイナリーでどのようなテイスティングを楽しむか事前の計画もぬかりなく。
  • 通常3,4軒もまわれば十分満足でき、以降は味覚がなくなりますのでご注意を。。。

◆テイスティングで知っておくと良いこと

1、Walk-in(予約あり・なし双方)の場合

  •  TastingエリアでTastingをしたいことを伝達。当日のTastingメニューと値段を教えてもらいます。Opes Oneは1種類のみで$45以上/杯(毎年値上がりしています)かかりますが、その他多くのワイナリーは3-5種類を$10-$40程度で試飲できます。大手ワイナリーは上記②・③レンジを中心としたテイスティングと③・④を中心としたテイスティング(Estate Wine Tasting)を用意している場合があります。Wineryに来たらリテールでは購入できないワインのテイスティングを出来る限り楽しむことをお勧めします。
  • -ワイナリーによってはワインを購入するとTasting費用がWaive(相殺)されるケースもあります。事前に確認しておくと良いでしょう。

2、Group/Private/Pairing TastingやWinery Tour(予約必須)の場合

  • Wineryに到着したら予約があることを伝達。時間まで個室或いはTastingエリアで待機するように言われます。ワイナリーによっては待ち時間でSauvignon Blancがふるまわれることもありますので、楽しみましょう。
  • ガイドが到着したら、あとは指示に従い順番にワインを楽しむのみです。各々のワインにあったチーズやチョコレート、時には寿司等を楽しみながらテイスティングができます。ワイナリー毎に個室でゆっくり、景色を見ながらゆっくり等、趣向をこらしたアレンジがされています。
  • Winery Tourはワイナリーによりツアーの内容も異なります。歴史を中心に説明するワイナリー、ブドウ畑や醸造所の見学ができるワイナリー、中には樽に入った若いワインやそれらをブレンドして飲ませてくれるワイナリーもあります。

さて、これで初心者の方でもワイナリー巡りの際にある程度楽しめる基礎知識は得られたのではないかと思います。でも、色々理解は出来たけれども実際どこのワイナリーに行くと満足できるのか?

お待ちかねの次回最終回は、Nissho Electronics USAメンバーがまた訪問したい「オススメワイナリーの紹介」です。

シリコンバレーへの出張時はNissho Electronics USAにご連絡下さい

Nissho Electronics USAでは、日本のお客様に最新テクノロジーをいち早くお届けするため、米国シリコンバレーにおいて市場調査・ベンダー発掘等の活動を実施の上、情報発信しております。出張で当地にお越しになられる際は、是非当社お立ち寄り下さい。

その他、出張に伴う問い合わせなどございましたら、問い合わせフォームよりコンタクト下さい。

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著者紹介

Manabu Nitta

Manabu Nitta

2013年4月-2016年3月までNissho USA Presidentとして在職し日商エレクトロニクスに帰任。当社オウンドメディアやソーシャルメディアサイト立ちあげとIoT,SD-WAN,Securityを含むICT全般トレンド発信に加えならびに趣味を活かし、ワインに関する記事を発信している。

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