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Blog 05/25/2017 シリコンバレー | ディープラーニング | トレンド | 人工知能 Tatsuo Hosoi

世界的リーダー、AlphabetとFacebookの企業ミッション・ビジョンの比較

こんにちは。Nissho Electronics USA細井です。

早いもので、2017年も5か月が終わろうとしています。先ごろGoogleを傘下にもつAlphabet社のCEOであるラリー・ペイジ氏、そしてFacebook社のCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏が、それぞれFounder’s letterにて、両社の想いを発信しています。

今回はシリコンバレー、世界をリードしている二人のコメントをご紹介致します。

Facebookはグローバルなコミュニケーションを活性化する

マーク・ザッカーバーグ氏がレターで語ったビジョンで印象に残ったものを抜粋しました。

"私たちは皆が望む世界を築いていますか? 着実に成長してきているFacebookですが、コミュニティは未だ9億人に過ぎません。Facebookの今後の重要な役割は、人々がグローバルコミュニティを形成する糧となる社会基盤を提供することです。それはわたしたちにとって、とても意義のあることなのです。”

by Mark Zuckerberg, Facebook, CEO

2017年、グローバルコミュニティを構成する5つの柱を形成

以下の5つのコミュニティはFacebookの最新技術を活用して世界各国に提供されます

founders_ketter01

  1. Supportive communities
  2. Safe community
  3. Informed community
  4. Civically-engaged community
  5. Inclusive community

注目したいのが、Facebookとしては新しい試みを採用した、Safe Communityです。

Facebookはサイトの信頼性を保つ為、新たに3000名を雇用することを5月初旬のニュースで発表しました。雇用された人材はサイト内の不適切や暴力的な発言、内容をチェックし削除することに従事する予定です。

このニュースは技術の追求だけではなく、社会のインフラとしての機能を提供するためには、時には人的リソースも活用してでも実現する強い意志が見られると話題になりました。

2012年はインパクトを与え、社会的価値を作り上げることを目標としていた

今から5年前の2012年に、マーク氏が発表したFacebookのビジョンは以下5つのキーワードでありました。今年(2017年)の内容と比較してみると面白いです。

  1. Focus on Impact
  2. Move Fast
  3. Be Bold
  4. Be Open
  5. Build Social Value

letter01-compressor

企業活動に力を与えるべく、行動指針のような内容であったのが印象的です。それから5年が経過し、成長もし “コミュニティ” というキーワードで文化的な意味、社会での存在意義、必要性を訴え、貢献してゆく立場として、AIをはじめとした先端技術を使用しサービスを拡充してゆく方向性を示しています。

 

Alphabetは機械学習とAIの活用で世界のインフラを目指す

2016年のAlphabetは、Google社CEO、サンダー・ピチャイ氏が執筆していますが、今年はGoogleの共同創業者であり、現Alphabet社CEOのラリー・ペイジ氏がFounder’s letterを出しました。

今後、昨年同様にサンダー・ピチャイ氏がGoogleのCEOとしてメッセージを出すかもしれませんが、今年2017年はラリー・ペイジ氏には強い思いがあるという印象を個人的には受けました。展開する一般消費者に近い部分でのサービスにおいて、Google Cloudなどを通じ、実は皆さんが気が付かないところで、Googleが投資し、日々研究を重ねている機械学習やAI技術のメリットを享受しているのだ!と強調しています。

一方、様々なサービス自動運転車のWaymo、Calico、Nestなど表に見える形でも実績を上げ事業を拡大し、社会に貢献すべく事業やサービスを発表してきていますが、これらは実績が分かり難く、また効果が目に見えるのには時間を要し難しいという事も述べています。Google一社ではなく、Alphabetとして、水や電気を提供するが如く、社会のインフラを最新の技術を採用し貢献している事を知って欲しいという事を強くメッセージしたい意向が見て取れます。

先のFacebookのザッカーバーグ氏がFounder's letterを発表したのが2017年2月16日。このラリー・ペイジ氏は2017年4月末。今年Google社が単体ではなく、Alphabetとしてラリーページ氏が社会貢献を実現している強いメッセージは、先のマーク氏の打ち出したビジョンを少なからず意識していると個人的には思っています。

二社のアプローチの違い

多くの方が、それぞれ色々な理解をされていると思います。語弊を恐れずに述べさせて頂くと、私なりには、人の持つナレッジを繋げる事で(人と人とのコミュニケーションを促進する事を支援する事で)、新しいものを生み出し、便利で豊かにするプラットフォームの提供を目指すFacebookと、非常に優れた最新技術が集約されたマシンを個人が使う事で、新たなコミュニケーションを生み、個人の生活を便利で豊かにする事を目指しているAlphabetという違いを感じています。

どちらもITで生活を豊かにする支援をするという事は共通ですが、技術の活用方法、人とのコミュニケーション手法のアプローチ、目指す世界観が異なっていると思います。どちらが優れているとか優劣の話ではなく、我々にとって選択肢があり、築いてゆけるライフスタイルは、今後も楽しみで仕方がありません。

このような違いを認識しながら、両社の今後のサービスを予測してゆくのも面白いですね。

提供したいのは文化

巨大な企業体をリードする、二人のリーダーは、Digital GiantsともSuper7とも言われ、我々の日々の生活の一部になっています。両者も企業の成長と利益を追求するだけでは足りなくなってきているのです。

ミレニアム世代、デジタルネイティブな世代が社会に出てくた年代となり、デジタルによるサービスが、文化として世間に定着し、認められるか?が問われてきている今、二人のリーダーが導びこうとしているビジョンは、企業の方向性を遥かに超え、文化のいち担い手となっているようです。


Nissho Electronics USAは上記のようなトレンドを把握の上、来るべきデジタルビジネス時代に備え、様々な観点からシリコンバレーで調査を行い、日商エレクトロニクスと連携し、お客様に対し最適な提案をしてまいります。

出張でシリコンバレーに来られる際は是非、Nissho Electronics USAまでお立ち寄りください。ご訪問のお問い合わせ、ご質問はこちらのお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

日商エレクトロニクスのサービスの詳細はこちからから

 

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著者紹介

Tatsuo Hosoi

Tatsuo Hosoi

2016年3月までネットワーク及びサイバーセキュリティー分野のマーケティングを担当。同4月にNissho USAのPresidentに着任し、ICT全般のマーケティングを担当する。最先端の動向を掴むべく、持ち前の行動力を活かし、青空の下で日々、東西南北動き回る事を楽しみにしている。

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