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Blog 09/28/2016 ICT全般 | SDN/NFV | エンタープライズ Yukiharu Matsugu

Nutanixだけじゃない!注目するべきハイパーコンバージドインフラ4選と米国出張のすすめ

ハイパーコンバージドインフラの市場が大きく伸びています。2016年から2022年までの年間平均成長率は43.59%、2022年には126億ドルの市場規模に達すると予測され、今後のスタンダートになる可能性が出てきました。従来の仮想基盤のスタンダードであった3Tier構成の複雑性を排除し、Simpleな基盤を提供できることが市場に受け入られているのだと思います。日本では、Nutanix、EMCのVxRail、HP、VMwareのVSANが有名です。成長著しい市場には、世界で28社会社(なんと28社も!)が参入しています。

参考: 業界No1のNutanixで復習するハイパーコンバージドインフラ

2分でわかるNutanix

Nutanix が実現する仮想化環境

ハイパーコンバージドインフラは群雄割拠の戦国時代

市場調査会社であるThe Forrester Wave がHyperconverged Infrastructure(HCI),Q3 2016をリリースしました。この調査は、GartnerのMagic Quadrantsに似ており、マーケットプレイヤーをLeader 、Strong Performers、Contenders 、Challengersの4つのカテゴリーに分類しています。今回は、HCI 28社に調査を行い、主要12社をランク付けしています。LeadersにNutanix, Simplivity、Pivot3、次点のStrong performanceとしてVMware、EMCなどが選出されています。Nutanix、Simplivityが頭一つ抜け出しているものの、EMC、VMware、HPE、Ciscoなど業界の巨人も参入しており、市場が拡大していく中でどこが競争を制するかはまだまだ予測ができません。

Hyperconverged

The Forrester Wave™: Hyperconverged Infrastructure (HCI), Q3 2016

 

この中から、Nutanixとトップの座を競うSimplivity、Softwareのみを提供するイスラエル発のStratoscale、HCI as a Serviceという重量課金制のOPEXモデムを打ち出したHyperGrid(旧Gridstore)、Surveillance 業界に強く、NexGen Storageを買収し、ストレージまでセットで提供するようになったPivot3の4つをご紹介いたします。

1. Simplivity

Simplivity

Nutanixとともに業界を牽引するSimplivity。設立は2009年。HQは米国Westborough, MA。HypervisorはVMware、Hyper-V。圧縮、重複排除の技術に優れており、ラックスペースを劇的に節約することがきます。WAN最適化の機能も標準搭載されています。Simpleにするが基本スタンスで、複数拠点で単一クラスタを作る場合も追加ソフトウェアの費用なしで設定できます。バックアップ環境の構築もSimplivityの機器だけで構築できるため、バックアップのSoftwareやSecondary Storageのような技術を必要としない作りになっています。

※2017/6/19 追記

HPEによる買収に伴い、日本で取り扱いを開始しました!

https://www.nissho-ele.co.jp/product/simplivity/index.html

 

2. Stratoscale

Stratoscale

ハイパーコンバージドインフラのソフトウェアのみを提供するイスラエル発のStratoscale。設立は2013年。HQはイスラエルHerzliya, テルアビブ。HypervisorはKVM。オンプレミスでアマゾンと同じ体験を提供することを目指しています。ユーザーは好きなハードウェアを選択することができ、異なるハードウェアベンダーのサーバーを1 Clusterにまとめることも可能です。Simplivity同様にもう一つのClusterを作れば追加ソフトなしでバックアップ環境を構築できます。

3. HyperGrid(旧Gridstore)

HyperGrid-compressor

今年アプリケーション監視のDHCQを買収して、GridstoreからHyperGridに社名を変更しました。設立は2009年。HypervisorはHyper-V。HQは、Mountain View, CA。HCI as a Serviceという重量課金制のOPEXモデル(利用料に応じて支払い)の提案を開始しました。ユーザーは計画に合わせて、現在必要な量より多めに機器を受け取りことができ、月額払いで利用料を支払います。HypervisorはHyper-V。 サーバーはHPE、Cisco、Dellなどから選択できます。ネットワークスイッチまでセットで提供し、一元保守が可能になります。

4. Pivot3

Pivot3

Nutanix、Simplivityより古い2007年に製品出荷を開始しているHCIの老舗。設立は、2003年。HypervisorはVMware。HQは、Austin, Texas。Eraser codingの特許を多数保有しており、少ない筐体で大容量のデータを賄えることが特徴です。長時間の録画が必要なSurveillance業界で多く利用されています。監視ソフトウェアのMilestoneとセットで使われているケースも多数あります。2016年、NexGen Storageを買収し、ストレージ含めて管理できるソリューションを提供できるようになりました。

ベンダー選定のための米国出張のすすめ

米国のITは日本より3年程度進んでいるといわれています。Internetの普及によって日本から情報を取得できるようになりました。Whitepaperも豊富にあり、YouTubeでも多くの動画を見ることができます。しかし、百聞は一見に如かずで、ベンダー選定の過程において、各ベンダーのトップに会って判断されることをお勧めいたします。動画だけではわからない製品の詳細、日本市場への考え方、実際に信頼できる人間かどうかなど初めてわかることがたくさんあります。いままで多くのお客様が課題を解決されたように、きっと有益な体験になります。各社ベイエリアに拠点を持っておりますので、1都市の滞在でMTGアレンジがが可能です。

出張成功のコツは、課題整理とベンダー選定基準明確化

より効果のある出張にするためにおすすめしたいのが、課題整理とベンダー選定基準明確化です。ベンダーは、ダイクレトに質問を投げます。「何に悩んでいるのか?」「何を解決すると当社の製品を採用するのか?」悩みに対して、真摯に対応しようとします。そのため、価格の安さ、特定機能の実装、パフォーマンスの高さなど何をもって判断するのかの指針を持っておくことが出張成功のコツになります。

もし技術調査や企業調査目的で出張をご検討の方はお問い合わせフォームより、どうぞお気軽にお問い合わせください。事前準備から課題に合わせた企業訪問アレンジ、当社独自の最新トレンド情報提供までご協力させていただきます。

Nissho Electronics USAではシリコンバレーから旬な最新情報を提供しています。こんなことを調べてほしい!などございましたらぜひご連絡ください。

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著者紹介

Yukiharu Matsugu

Yukiharu Matsugu

2016年4月よりNissho USAに着任。屋外ネットワークとコンピューティングが得意。ITがワークスタイルを変革できると信じて日々最新情報を収集中。サッカーと将棋が好き。

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