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Blog 02/28/2017 IoT | エンタープライズ | 人工知能 Daisuke Yamamoto

人間のアシスタントは不要になる?バーチャルアシスタントのAmyとAlexaを使ってみた

こんにちは。Nissho Electronics USA山本大輔です。

最近、私はAmyとAlexaという優秀なメンバーと一緒に仕事をしています。Amyは秘書として、私のスケジュール調整をしてくれています。Alexaはちょっとリラックスしたい時なんかに、声をかけると、私の好きな音楽をかけてくれたりします。はい、お気づきの方も多いと思いますが、二人とも世に言う「バーチャルアシスタント」というものです。

やり手の秘書Amy

Amyはx.aiというスタートアップが開発しているスケジュール調整に特化したAIで、相手先とのメールのCCにAmyを入れておくと、Googleカレンダーなどと連携して、私の空いている日程から候補日を打診、日時・場所の確定、カレンダーの招待、リマインダーまですべて自動で対応してくれます。先方とのやり取りはBCCで自分にも落ちるので、安心です。複数の人間のAndを取っての日程調整は結構めんどくさいので、Amyに任せると非常に効率的です。x.aiはベータ版のリリース後、申し込みしてからずいぶん長いこと順番待ちをさせられていたので、かなりの数の申し込みがあったんだろうなと思います。

amy1-compressor

上記はAmyが私のためにミーティングを打診してくれている例です。

amy2-compressor

Amyが調整してくれているミーティングの調整状況をサマリーで送ってくれます。

クールな話し相手Alexa

Alexaはご存知の方も多いと思いますが、AmazonがリリースしているAIです。Amazon Echoなどで使わていることで有名ですね。私は昨年のAWS Re:inventでお土産にもらったAmazon Echo Dotを持っています。Appleのsiriのように声に反応してくれるので、料理をしている時にちょっと音楽をかけたいとか、朝の忙しい時に天気やニュースを聞きたいなんていう時にはとても便利です。今年のCESでもAmazonは出展していないのに、Alexaが主役になっていましたね。Alexaを触媒としたエコシステムの形成が始まっています。

CES2017 注目はAmazon Alexa。IoT Securityはまだこれから

Alexa使用例

至るところで見かけるスマートデバイス

アメリカでは、11月頃からホリデーシーズンが始まり、Black Friday、Cyber Monday、クリスマス商戦と大掛かりなセールが行われます。家電量販店に行ってみると、今年は特にGoogle Homeなどスマートホーム関連のデバイスが目立っていたように感じました。シリコンバレーの土地柄というのもあるのでしょうが、この手の商品は完全に市民権を得たという感じです。

smarthome-compressor

バーチャルアシスタントにも多くの課題があります。アクセントを正しく認識できるか、自然言語を理解できるか、感情を理解できるか、コンテキスト(文脈)を理解できるか、プライバシー、倫理、雇用を減らしてしまうのでは、など。

現在、多くのチャットボットが世の中に出回っていますが、継続して使われているものが多くはありません。

1月にサンフランシスコで開催されたVirtual Assistant Summit(バーチャル・アシスタント・サミット)において、ピクサー・アニメーション・スタジオのテクニカル・ディレクターであるAlonso Martinez氏がこう述べました。

ユーザはボットと「感情的につながる」ことを求めています。ユーザはカスタマーサポートとしょっちゅう会話をしたくはありません。ユーザが継続的に会話をしたいのは家族や友達、恋人です。そのため、ボットを作るときに愛すべきアニメのキャラクターを参考にすることを推奨します。

会話の文脈を作ってユーザとの信頼関係を築くことは重要な価値創造となります。

assistant-compressor

空想上のキャラクターとユーザーとの間に血の通った関係を創るために

  • ボットの質を高くして、尊敬されるものにすること
  • ボットに望んでいることを示させること
  • ユーザにボットの成長を見守らせるために、不完全なものにすること
  • ユーザにボットが悪戦苦闘しているのを見せることで、悲しい思いをさせること
  • ボットがチャレンジと成長に基づき、進化できるようにすること

デジタルビジネスを勝ち抜くために

すごく便利な世の中になりました。バーチャルアシスタントはまだまだコンシューマー向けのサービスが多いですが、企業がデジタルビジネスを成功させるためには、カスタマーエクスペリエンスの向上が大きなカギを握ると言われています。顧客との接点を強化するためのインターフェースとしてバーチャルアシスタントは今後、ますます普及することでしょう。

Nissho Electronics USAは上記のようなトレンドを把握の上、来るべきデジタルビジネス時代に備え、様々な観点からシリコンバレーで調査を行い、日商エレクトロニクスと連携し、お客様に対し最適な提案をしてまいります。お問い合わせフォームより、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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著者紹介

Daisuke Yamamoto

Daisuke Yamamoto

2014年5月に渡米しNissho USAのManager of Marketing & Business Developmentに着任。主にCloud, Storageエリアを担当。豊富な営業経験から顧客需要を満たすソリューション発掘を得意とする。

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