DXを支援する注目スタートアップ 2020.12.07

オフィスでの立ち話をオンラインで実現するLoop Team

ZoomやTeamsなどを活用することで、場所を問わず在宅からでも簡単にオンラインでコミュニケーションがとれるようになりました。しかし、多くのオンラインミーティングは事前に予定されたもので、オフィスでばったり顔を合わせて立ち話をするというような偶発的なコミュニケーションは少なくなったのではないでしょうか。さまざまなメンバーとオフィスで偶然立ち話をすることは、社内の人間関係構築や情報交換の場としてとても貴重な機会だったと、在宅勤務を本格的に開始してから感じ始めた人も多いでしょう。そこで今回はオンラインでありながら、立ち話をするような体験を実現するコミュニケーションプラットフォームLoop Teamをご紹介します。

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社内コミュニケーションを活性化するLoop Team

Loop Teamが提供するコミュニケーションプラットフォームは、オフィスにいるような感覚をオンラインで再現することを目的としています。Loop Teamの使い方と機能は以下の通りです。

  1. アプリをダウンロード&アカウント登録
    まずはLoop Teamのアプリをダウンロードし、アカウント登録を行います。Mac OS、Windows、Android、Chrome OSなど、さまざまなOSに対応しています。
  2. Loop Teamアプリ上で社内メンバーとコミュニケーション
    Loop Teamに登録されたメンバー同士であれば、いつでもビデオミーティングを開始することができます。特徴的なのは、Loop Team上で行われている会話は、他のメンバーに公開されている点で、いつでも誰でもその会話に参加できるようになっています。

    会話をしているメンバーがその会話に「雑談」とか「スタートアップ情報共有」などのタイトルをつけることで、興味のある他のメンバーが参加しやすくなります。また参加する側には会話に加わること以外にも、「聞くだけ」などの選択肢もあります。実際に他のメンバーが会話しているものをまずは聞いてみて、興味があれば会話に加わることもできます。

  3. 会話の文字起こしと検索
    Loop Team上で会話された内容は文字起こしされ、アーカイブされる仕組みとなっています。キーワード検索の機能もついており、文字起こしされた内容からキーワードを検索することで、自分が調べていることで他のメンバーが雑談していないかなどを検索することができます。もちろん、アーカイブはすぐに消せる仕組みとなっているため、聞かれたくない会話はすぐに削除することも可能です。

 

空いた時間にLoop Teamを覗けば、さまざまなメンバーが会話をしている様子を見ることができ、自分の興味のありそうな会話に参加をしたり、空いているメンバーと会話を始めたりと、リアルなオフィスであった立ち話をLoop Team上で再現することができそうです。

Loop TeamのUIイメージ(Loop Teamウェブサイトより転載)

NisshoUSA注目ポイント

在宅勤務が本格的に導入されたユーザーや同僚に対して課題や困っていることなどをヒアリングをしている中で、見えてきた課題の1つが社内での偶発的なコミュニケーションでした。スケジュールされるミーティングでは会話する人が大体同じになってしまい、リアルなオフィスの場で何気なく行われていた同僚との立ち話のような会話がなくなってしまっているようです。Loop Teamはまさにこのような課題を解決することを目指したスタートアップで、社内でのコミュニケーションを活発化させるきっかけとして活用してみる価値はありそうです。

Loop Teamは米国時間12月1日にローンチされたばかりで、現在は無料で使うことができます。興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

会社概要

設立年 2018年
所在地 米カリフォルニア州メンロパーク
従業員 11-50名
創設者 Raj Singh(Co-Founder & CEO)
資金調達 $4.7M(シード)
VC N/A
URL https://loopteam.co/

※crunchbaseデータベース参照

最後までお読みいただきありがとうございました。
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この記事を書いた人

Shuichi Noto

この記事を書いた人

Shuichi Noto

2008年にユニアデックス入社。5年間の大手通信キャリア向けの営業を経験した後、日商エレクトロニクスへ入社。大手OTTの情報システム部門向けにVDIやWeb会議などの働き方改革を促進するソリューションの販売に従事。2019年よりNissho USAに赴任。お客様のビジネスを共創&サポートできるようなソリューションの発掘を目指し日々活動中。担当領域はITインフラ全般、ヘルスケア業界、地域創生など。趣味はゴルフとサッカー。

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