DXを支援する注目スタートアップ 2020.05.07

Zoom CEOも投資!あらゆるツールを統合できる生産性向上プラットフォームFront

朝、メール、Slack、Zoom、Dropbox、Twitterなどのツールを開き、チェックを行うことから1日の業務が始まるという方も多いのではないでしょうか。実際に私がそうで、その作業だけで数十分、場合によっては1時間近く時間を取られてしまう日もあります。そこでツールを必要最低限のものに集約しようと試みましたが、様々な理由で複数のツールを使わざるを得ないため、非効率と感じながらも現在に至っています。

実際同じような課題をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

今回ご紹介するのはそのような課題を抱える人にはぜひ1度試してほしいサービスを展開するスタートアップ、Frontです。

ツール統合や共有インボックスで、業務効率化を実現

Frontは様々なコミュニケーションツール、アプリケーションを1つのUIに統合するソリューションです。

多くの企業では社員の生産性向上を目指して、Slack、Dropbox、Zoom、Office 365などのファイル共有やWeb会議などのツールを導入してきました。TwitterやFacebookなどのSNSツールも今や重要な情報ソースの1つとしても活用されています。しかしそれら複数のツールを使いこなしながら業務を行うようになったことが、皮肉にも生産性の低下に繋がっています。

このような課題を解決するのがFrontです。その最大の特徴は、全ての情報を1つのUIで管理・操作できること。これにより、従来のツールを活用しながら生産性を高めることができます。

他にも、個人のインボックスだけではなく、チームで共有できるインボックスも作成できるという特徴があります。これにより、ユーザーからの問い合わせに対してチーム内でリアルタイムに同じ情報を共有することが可能になります。共有インボックスでは問い合わせに対しての担当者のアサインをすることや対応状況なども共有することができるため、質の高い顧客対応やヘルプデスクなどで活用できそうです。

さらに、2018年に買収したMeetingbirdとのインテグレーションにより、ミーティング調整の効率化やメール返信時間の可視化などの分析機能も充実しています。

Front UI
Outlookのみインテグレーションをした実際のFrontのUI

日本でも多く使われるツールをサポート

Frontは、日本でも多くの企業や個人が活用しているツールと連携することが可能です。以下はサポートしているツールの例です。

Faceboook、Dropbox、Gmail
GitHub、Google Drive、JIRA
Office 365、Salesforce、Slack
Twitter、Zoom

NisshoUSA注目ポイント

Frontのような日々使うツールで最も大切なことは使い勝手の良さです。Frontでインテグレーションを実現している様々なツールはとても使い勝手の良い製品ばかりですが、それらをFrontに統合して操作するというモチベーションをユーザーに与えることができるかどうかが今後重要なポイントになってくるかと思います。

ここで注目したいのは、FrontのシリーズCラウンドでのリード投資家の1人が、現在急成長中のZoomのCEO、Eric Yuan氏だという点。Eric氏が最も大切にしているのは「誰でも簡単に使うことができるツールであること」「当たり前のように安定して動くツールであること」の2点です。今後、これらのポイントをUIや様々な製品とのインテグレーション部分などで実現することができれば、Frontは新たな業務ツールのエコシステムの1つとして受け入れられるのではないでしょうか。

会社概要

設立年 2013年
所在地 サンフランシスコ
従業員 約170名
創設者 Mathilde Collin(CEO & Co-Funder)
資金調達 $138.3M(2020年5月現在)、シリーズC
VC Sequoia Capital、Social Capital、Uncork Capital
Eric Yuan(Founder & CEO, Zoom)、Frederic Kerrest(Executive Vice Chairman, COO, & Co-founder, Okta)
Jay Simons(President, Atlassian)
URL https://frontapp.com/

最後までお読みいただきありがとうございました。
弊社ではイノベーティブなビジネスモデルの創出を目指して、米国企業の取り組みや斬新なスタートアップ発掘を行っています。是非お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Shuichi Noto

この記事を書いた人

Shuichi Noto

2008年にユニアデックス入社。5年間の大手通信キャリア向けの営業を経験した後、日商エレクトロニクスへ入社。大手OTTの情報システム部門向けにVDIやWeb会議などの働き方改革を促進するソリューションの販売に従事。2019年よりNissho USAに赴任。お客様のビジネスを共創&サポートできるようなソリューションの発掘を目指し日々活動中。担当領域はITインフラ全般、小売業界、放送業界など。趣味はゴルフとサッカー。

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